初めての外壁塗装のタイミング
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目次
初めての外壁塗装のタイミングについてご紹介します!

マイホームを購入して、大きなトラブルもなく迎える最初のメンテナンスといえば、ほとんどの方が外壁塗装ではないでしょうか?
約10年〜15年が塗り替えのタイミングとよく言われます。
業者からそのように勧められたんです、というお客様の声も耳にします。しかし10年目なら実際には、まだまだ綺麗なお家も多いです。
ひび割れやコーキングなど明らかな傷みがあれば決断のきっかけとなるのでしょうが、
特に問題なく見える時だと悩まれる方も多いかもしれません。
・ベストタイミングはいつ?
・まだメンテナンスしなくても大丈夫なんじゃない?
・早めにメンテナンスした方が安心?
そんな風に迷っていらっしゃる方も多いと思います。
初めての外壁塗装のタイミングについてご紹介します!
サイディングのメンテナンスポイント

最もよく使われる外壁材であるサイディング。
窯業系と金属系を合わせると、現在では約8割もの戸建て住宅がサイディングを使っています。
サイディングの劣化は、継ぎ目の部分である”コーキング”から始まります。
外壁部分よりはるかに早く5年くらいで傷みが目立ってくる場合もあります。

コーキングは外壁の防水機能に関わる部分です。
劣化が進行している場合は早めに打ち替える必要が出てきますが、足場を組むなら同時に外壁塗装も行うほうが、効率的かつ経済的です。
まだ綺麗な外壁との兼ね合いを考えると、コーキングが気になりつつも10年目くらいで…という結論になります。
実際のところは、15年くらいでコーキングの打ち替えと外壁塗装をされるお客様が一番多いと思います。
モルタルのメンテナンスポイント

サイディングの次に人気なのが、根強いファンの多いモルタル外壁。
左官でモルタルを塗り、さらに上から塗装します。
コーキングを使わないため、継ぎ目のないフラットな仕上りになるのが特徴的です。
モルタルの場合は、外壁自体の劣化である色褪せやクラックが目立ってきた時に塗装を考えることになります。
傷みが気になってくるのが築10年くらい。
最初の塗装メンテナンスを行うのは、やはり15年前後のお客様が多いかと思います。
同じ仕様の家でも個体差がある
同じ外壁材、同じ塗料で塗装した家なら判断の参考になるのでは?
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人間や動物にも”個体差”があるようにこれも一概には決められないのです。
実は似たようなものが、住宅にもあります。
同じデザイン、同じ仕様の家でも、建てた業者さんや土地の環境、立地によってかなりの差が出てきます。
デザイン、仕様、施工業者さん、環境、立地環境が違うなら、全くの別物と言えます。
何年目にどんなメンテナンスが適切か、といったことも当然違ってくるのです。
診断は信頼できる業者で
よくあるのが訪問販売でいきなり押しかけ
「築10年!?それならもう塗り替え時です」
10年というキーワードで不安を煽り、契約を迫る業者も残念ながら存在します。
もし納得がいかない時は、違う業者のセカンドオピニオンをおすすめします。訪問販売であればクーリングオフが適応できる可能性がありますので早めに信頼のある業者に相談しましょう!
目先の受注にとらわれず『大丈夫なものは大丈夫、必要なものは必要』と誠実に伝える業者を探しましょう!
鈴吉ペイントでは現場経験10年以上の外壁診断士による建物診断・お見積もりが無料ですのでぜひ、お気軽にご相談ください♪
