あきる野市・昭島市の気候特性と外壁劣化の関係
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目次
地域密着の視点で解説
「あきる野市と昭島市って近いのに、気候ってそんなに違うんですか?」
鈴吉ペイントは、あきる野市・昭島市の両エリアで施工をしています。
お客様からこう聞かれることがありますが、答えは
「はい、実は結構違います」
です。
同じ多摩地域西部でも、地形が違えば劣化の進み方も変わってきます。
今回は、2つのエリアの気候特性と、それぞれが外壁にどう影響するのかをまとめてみました。
あきる野市の気候:山に近い、寒暖差の大きい土地
あきる野市は東京都の最西端に位置し、西部(旧五日市町エリア)は関東山地に連なる山々に囲まれた盆地、東部(旧秋川市エリア)は台地状の地形です。こうした地形の影響で、内陸性気候、いわゆる中央高地式気候の性質を持っています。

年間平均気温は約13℃と、23区より涼しめ。冬はほぼ毎日「冬日」(最低気温0℃未満)になり、山間部に近いエリアでは積雪も珍しくありません。夏は東部を中心に、都心並みに気温が上がります。この「夏は暑く、冬は底冷えする」寒暖差の大きさが、あきる野市の気候を語るうえで欠かせないポイントです。
秋川・平井川沿いは湿気がこもりやすく、市域の6割以上を占める森林の影響もあって、立地によっては思った以上に湿度が高いお宅もあります。
昭島市の気候:平地で都市化が進んだ、比較的穏やかな土地
一方の昭島市は、武蔵野台地の南縁、多摩川の左岸に位置しています。北部には玉川上水、南部には多摩川が流れ、市域は北西から南東へなだらかに傾斜する地形です。標高は最高でも170m程度と、あきる野市の山間部ほど大きな起伏はありません。

昭島市はあきる野市に比べると都市化が進んでおり、団地や工業地、ゴルフ場、国営昭和記念公園などが北部に、住宅地が南部に広がっています。気候そのものは関東平野の内陸寄りの性質を持ち、あきる野市ほど極端な寒暖差はないものの、23区と比べると夏冬の気温差はやや大きめです。
地質面では、多摩川沿いは新しい沖積層、その北側は関東ローム層に覆われた洪積層で、地下水位が高く、豊富な湧き水があるのも特徴です。水はけの面では、こうした地質の違いが外壁周辺の湿気の残りやすさにも関わってきます。
気候が外壁劣化に与える影響:エリアごとの違い
あきる野市:寒暖差・凍結・湿気、複数の要因が重なる
外壁材や屋根材は、気温変化のたびにわずかに膨張・収縮を繰り返しています。1日の中でも寒暖差が大きいあきる野市では、この動きの幅と回数が多くなり、クラック(ひび割れ)やシーリングの劣化が早まりやすい傾向があります。
冬場の冷え込みが厳しい西部エリアでは、外壁や基礎に染み込んだ水分が凍結・膨張を繰り返す「凍害」にも注意が必要です。加えて、秋川・平井川沿いの湿気の多さから、外壁北面や屋根の日陰部分にコケ・カビが発生しやすい点も見逃せません。

昭島市:多摩川沿いの湿気と、都市部特有の汚れの蓄積
昭島市は極端な寒暖差こそあきる野市ほどではありませんが、多摩川や玉川上水に近いエリアでは、水辺特有の湿気の影響を受けやすくなります。特に南部の多摩川沿いの住宅地は、湿った空気がこもりやすく、外壁の北面にコケや藻が発生しやすい環境です。
また、都市化が進んでいるぶん、工場地帯や幹線道路が近いエリアでは、排気ガスやほこりによる汚れの蓄積が塗膜の劣化を早める一因になることもあります。汚れが表面に残ったままだと、雨水と混ざって塗膜表面が傷みやすくなるためです。

共通して気をつけたいサイン
エリアによって劣化の進み方に違いはあるものの、注意すべきサインは共通しています。
- 外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
- 髪の毛より細いひび割れ(ヘアークラック)がある
- 北面や日陰部分に黒ずみ・コケが目立つ
- 雨樋のつなぎ目や外壁の目地(シーリング)が痩せている、切れている
- 屋根の色あせやコケの付着が目立つ
心当たりがある方は、お住まいのエリアの気候特性による劣化が進んでいる可能性があります。
地域の気候を知ることが、住まいを長持ちさせる近道
あきる野市も昭島市も、それぞれ違った理由で外壁・屋根に負担がかかりやすい土地です。だからこそ、「築10〜15年で塗装」という全国一律の目安だけでなく、お住まいの地域特性に合わせたメンテナンスが大切になってきます。
鈴吉ペイントでは、あきる野市・昭島市エリアでの豊富な施工実績をもとに、立地や方角に合わせて劣化状況を診断しています。
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