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チョーキング現象で外壁の塗替えタイミングわかる?

公開日:2025.06.21 最終更新日:2025.06.22

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

チョーキング現象で外壁の塗替えタイミングわかる?についてご紹介します!

外壁塗装がいつ必要なのか迷っている方も多いと思います。

一般的には約10年〜15年で塗装が必要と言われていますが、使用する塗料や居住地の環境によって、その目安は変わることがあります。

経年とともに、外壁表面に白い粉状の物質が浮き出てくることがありますが、これは「チョーキング現象(白亜化現象)」といい、外壁が塗替え時期を迎えていることを示しています。

チョーキング現象は外壁が劣化している証拠

古い建物の外壁に手や衣服が触れた際、白っぽい粉がついてしまった経験はありませんか?

手や衣服についてしまう白い粉は外壁の塗膜が粉化したもので、チョーキング(白亜化)現象と呼ばれます。

チョーキングは別名、「粉吹き」「風化」と呼ばれることもあります。

塗料は外壁に塗布された瞬間から少しづつ劣化をはじめ、耐用年数が近づいてくるとチョーキング(白亜化)現象が起こり始めます。

この過程では塗膜の樹脂成分が紫外線によって分解され、樹脂の内側に保護されていた顔料が表出するため、外壁に触れた時に顔料が手につくようになります。

劣化が進むにつれて粉化する顔料の量も増えるので、触れた手にべったりと顔料が付着するようであれば、劣化が深刻である証拠です。

白亜化とも呼ばれるように、白っぽい粉が付着することが多いですが、使われている顔料によっては、塗料そのままの色が付着することもあります。

チョーキングとファンデ崩れは似ている

チョーキング現象は、化粧のファンデーション崩れに似ています。

外壁塗装は高圧洗浄→下地調整→下塗り→中塗り→上塗りといった工程で進めていきます。

化粧であれば、洗顔→化粧水・乳液→化粧下地→ファンデーション・仕上げのフェイスパウダーといったところでしょうか。

どれだけ完璧にしあげたとしても、外壁塗装であれば経年とともに劣化し、チョーキングが起こりますし、化粧であれば夕方から夜にかけて崩れていってしまうでしょう。

どちらも時間の経過とともに必ず訪れるもので、完璧な状態を維持し続けることは不可能でしょう。

チョーキング現象が発生する原因

チョーキングが発生する原因には2つあります。

1つ目は経年とともに必ず発生する自然劣化です。

2つ目は施工業者の施工不良です。

一概には言えませんが、塗料メーカーが発表している耐用年数前後の劣化であれば経年による自然劣化でしょう。しかし、塗料の耐用年数の半分も経過せずにチョーキングが起こった場合には、施工時のミスか手抜き作業に起因すると考えられます。

原因1 紫外線・雨風による劣化

紫外線は、人の肌だけでなく、塗膜にとっても悪影響をもたらす存在です。塗膜は、紫外線を浴びることによって、成分が化学変化を起こし、劣化します。

また、太陽光の熱も化学変化を促進しますし、雨水も化学変化の媒介となって分解を早めます。さらには、風で舞いあがった砂埃などは、物理的に塗膜を傷つけます。

経年劣化は外的要因によって促進されてしまいますので、気候が穏やかな地域よりも厳しい地域の方が劣化スピードが速く、その分チョーキングも早く発生します。

原因2 業者による施工不良

業者の施工ミスや手抜き作業もチョーキング現象が起こる原因です。こちらが原因の場合には、塗料の耐用年数を待たずに症状が発生します。正しい施工手順で塗布されなかった塗膜は、耐用年数が大幅に短くなり、早期にチョーキングが発生します。

チョーキング(白亜化)の発生を早める施工不良

塗装前の洗浄が不十分だった。

洗浄後の乾燥が不十分だった。

規定以上に薄めた塗料を使用した。

塗料の撹拌が不十分だった。

メーカー推奨の気温(5℃)未満の時に塗装した。

雨天や高湿の日に塗装した。

メーカー推奨の下塗り塗料を使用しなかった。

各塗装工程で塗料の乾燥時間を守らなかった。

上記の内、一つでも当てはまっていると、塗膜の寿命を大幅に縮める原因になることがあります。

チョーキング現象の確認方法

外壁に触れた際に、粉状の物体が付着するようであれば、チョーキング現象が発生しています。触れる際は、黒い手袋をはめて触れると粉の付着が分かりやすいですが、汚れても良い布類(ティッシュなどでもOK)などで軽くこすってみてもよいでしょう。

前述した通り、付着する粉の量で劣化の進行具合が分かります。べったりと付着するようであれば、防水性が低下して雨水が浸み込みやすい状態になっているので、なるべく早いうちに業者へ点検を依頼した方がよいでしょう。

外壁にわざと水をかけてみるのも劣化状況の判断材料になります。塗膜が劣化していると外壁が水分を吸いやすくなっているので、水分を吸収して色が変化します。

外壁が水分を吸うようになると、吸湿と乾燥によって膨張と収縮を繰り返すことで外壁材に負荷がかかり、外壁材の反りやひび割れが起こってしまいます。

外壁材が劣化する前に塗装を行い、被害を防ぎましょう。

チョーキング現象が起こりやすい場所、起こりにくい場所

紫外線や気象条件(雨、風)などの外的要因によっておこるチョーキング(白亜化)は、日当たりが少ない、降雨が少ない、風の影響が少ない場所では比較的起こりにくくなります

逆に、紫外線が主な原因であるため、日当たりの良いエリアではチョーキング(白亜化)がより起こりやすくなるので、覚えておきましょう。

住まいを建てる際、多くの場合は土地の真ん中には立てず、一方向に寄せて庭を広く確保するのが一般的です。

そのため、住まいの点検をされる際も、広く確保された側だけ確認し、狭い方向からは確認しないという方も少なくありません。こうした点検方法では、外壁の劣化を見逃してしまいますので、住まいを点検する際はできるだけ全方向から確認しましょう。

1位 お家の南面

1日を通して日当たりが良く、日光にさらされている時間が長いです。

2位 お家に西面

一般的に東日よりも西日の方が強く紫外線や熱量も多いと言われています。


3位 お家の東側

朝日の方が夕日よりも弱いと言われています。

4位 お家の北側

1日を通して日当たりが悪く日陰となっている時間が長いです。



住まいを点検するタイミングでも気を付けたいポイントがあります。

雨が降るとチョーキングで発生した粉が流されてしまうため、雨の翌日などに点検すると、外壁に触れても粉がつかなくなります。

そのため、チョーキングだけを判断基準にしてしまうと、劣化を見逃してしまいます。

色褪せていないか、水をかけて色が変化しないかといった確認も大切です。

住まいの中でチョーキングが発生する場所

チョーキング現象の発生は、外壁だけには限りません。塗料が塗られてさえいれば、どんな場所でも起こりえます。チョーキング現象が起こらないのは、塗料が塗られてない場所か塗られている塗料がクリア塗料である場合だけです。

雨戸や戸袋

金属の部位であっても塗装されていればチョーキング(白亜化)は発生します。外壁塗装時に合わせて塗り替えられることが多い。

スレート、セメント瓦、コンクリート瓦の屋根

どれも工場出荷時に塗装が施されている、住まいの中で最も日光に晒される部位ではあるが、同時に風雨にも晒されているので、明らかに劣化していても粉が付着しないこともある。

金属製の門扉やフェンス、柵

アルミ製以外であれば、ほとんど塗装されているため、チョーキングが発生する。金属部は塗膜の劣化によって錆が発生しやすくなるので、要注意。

モルタル外壁

塗装によって防水性を発揮しているため、チョーキング(白亜化)が発生します。モルタル自体は水を吸収しやすい素材であるため、チョーキングが確認された場合は、速やかな外壁塗装の検討を推奨。

窯業系サイディング

日本国内の住宅で最も使用されている窯業系サイディング。工場出荷時に塗装されているため、チョーキングが発生する。モルタル程ではないが、セメント質が原料であるため、塗膜が劣化すると水分を吸収してしまう。

金属系サイディング

近年、採用される機会が増えてきたガルバリウムなどの金属サイディング。窯業系サイディングと同じく工場出荷時に塗装されており、チョーキングが発生する。モルタルや窯業系サイディングのように素材自体に水が染み込むことはないが、塗膜の劣化は錆が発生する原因になる。

チョーキング(白亜化)の確認が難しい場所

2階の外壁など高所は容易に手が届かないのでチョーキングの発生を確認するのが難しい場所です。しかし、高所の外壁は1階の外壁よりも日光が当たりやすくなります1階の外壁よりもチョーキングが起こりやすいため、手の届く1階の外壁でチョーキングが発生していれば、2階の外壁でもチョーキングが起こっている場合がほとんどですし、たいてい、1階の外壁よりも症状が進行しています。

塗装されているはずの自動車でチョーキングが起きない理由

建物以外で塗装されているもののと言えば自動車やバイクです。

自動車の外装は鋼板に塗装仕上げですが、あまりチョーキングが発生している車両を見かけません。

チョーキングが起きにくい理由は自動車は、塗料の上から何層ものクリアコーティングが施されているからです。

ただし、チョーキングが起こらないというわけではありません。何十年もお手入れせずに放置されている車両などでは、やはりチョーキングが発生します。

チョーキングに気付いたら住まい全体を点検しましょう

色の付着が少ないケースから、濃くしっかりと色がつくケースまで、チョーキング(白亜化)の程度は様々です。チョーキングが発生したからといって、決して即座に塗り替えが必要なわけではありません。ただし、そういった場合でも、建物が劣化しているということは確実です。

住まいのほとんどの部位に何も問題が無ければ、一部でチョーキングが発生したとしても、メンテナンスまでは余裕をもって大丈夫です。

慎重に塗装業者を選定し、じっくりと塗装計画を立てて、施工開始は半年後!といったペースでも大丈夫です。

しかし、チョーキング(白亜化)が見られる場合、建物の他の部分も同様に時間の経過によって劣化している可能性が高いです。例えば、チョーキングは軽度であっても、シーリングの劣化が重度である可能性も考慮するべきです。

自宅でチョーキングの痕跡を発見したとしても、症状が軽度なのか重度なのかを判断するの難しい場合もあると思います。

そんな時は街の外壁塗装やさんの無料点検をご利用ください。もちろん、チョーキング(白亜化)以外のことでも、住まいに関するご相談であればなんでもOKです。

チョーキング現象は訪問業者にセールスの口実を与えます

訪問販売を行う全ての塗装業者が悪徳業者というわけではありませんが、他の業者と比較してトラブルが多いのは確かです。これらの業者は無差別に訪問を行っているわけではなく、狙いを定めたターゲットに対して営業活動を行います。

ターゲットにする住まいは、もちろん外壁塗装を契約してくれそうな住まいです。「どうして話も聞かずに外壁塗装を考えているかわかるのか?」と疑問に思われるかもしれませんが、ある程度の比較によって簡単にターゲットを絞ることができます。

ターゲットにされやすい住まいの特徴

・クラック

・チョーキング

・苔や藻

新築からあまり時間が経過しておらず、綺麗な状態の住まいよりも、外壁にクラック、苔や藻の繁殖が起きている住まいの方が外壁塗装の需要が高いのは明らかです。

同じように、チョーキングが発生している住まいも外壁塗装を必要としている可能性が高くなります。

彼らは、チョーキングなどの劣化症状が発生している住まいをターゲットに、「すぐにメンテナンスしないと雨漏りします」「雨水が浸み込んで外壁がダメになってしまいます」といったように不安を煽り、契約を迫ってきます。

前述した通り、症状がそこまで重くないチョーキング(白亜化)現象であれば急いで外壁塗装を行う必要は在りません。数か月~半年ほどであれば、住まいに被害が出ることはないでしょう。訪問業者の指摘に不安が大きくなってしまうのは当然です。ですが、焦って契約するのではなく、他の信頼できる業者にも点検を依頼し、業者の言っていることが本当なのかどうかを確認してみましょう。

街の外壁塗装やさんでは、訪問セールスに関するご相談も受け付けていますので、ご自身だけで悩まず、お気軽にご相談ください。

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