付帯部塗装の必要性
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目次
付帯部塗装の必要性のついてご紹介します!!
付帯部とは
建物の「付帯部」とは、外壁、屋根、窓枠など、建物の主構造部分以外の部位を指します。
具体的には…
軒天(屋根の裏側)

雨樋(あまどい)

破風板(屋根の端部)

換気フード

シャッターBOX・雨戸

水切り板金

庇板金・出窓上板金

笠木

幕板

などが含まれます。
これらは外壁と密接に関わっているため、外観や建物の保護において重要な役割を果たします。
付帯部に塗装する理由
耐久性の向上
付帯部は直接雨風や日光にさらされることが多いため、劣化が進みやすい部位です。
塗装を施すことで、外的な環境から守り、耐久性を向上させることができます。
美観の保持
付帯部の塗装を定期的に行うことで、建物全体の美観を保つことができます。
色あせや汚れが目立ちにくくなり、外観がきれいに保たれます。
防水性の強化
雨樋や軒天などは、特に水分を多く受ける部分です。
塗装を施すことで防水性を強化し、雨漏りや腐食を防ぐ効果があります。
付帯部専用塗料とは?
付帯部専用塗料は、付帯部特有の劣化や使用環境に対応するために開発された塗料です。
これらの塗料は、外壁用の塗料とは異なる特性を持っており、主に以下の特徴があります。
耐候性・耐水性が高い
付帯部は、特に雨や雪、紫外線にさらされることが多いため、耐久性や耐水性が高い塗料が求められます。
付帯部専用塗料は、これらの過酷な条件にも耐えられるよう設計されています。
柔軟性
付帯部には動きや変形が伴うことがあるため、塗料にも一定の柔軟性が求められます。
付帯部専用塗料は、塗膜が割れたり剥がれたりしにくく、長期間にわたって保護効果を維持します。
防汚性
付帯部は外壁以上に汚れやすい部分もあります。
付帯部専用塗料は、防汚性に優れており、汚れが付きにくく、付着した汚れも落ちやすい特性を持っています。
外壁塗料との違い
外壁用の塗料と付帯部専用塗料の主な違いは、使用される材料や特性にあります。
使用環境の違い
外壁塗料は、外壁のように広い面積を覆うことが多いため、耐候性や耐水性が高く、紫外線に強いことが求められます。
しかし、付帯部専用塗料は、より細かい部分に塗るため、塗膜の柔軟性や防汚性も重視されています。
塗膜の強度と柔軟性
外壁塗料は、外部の衝撃や摩擦に耐える強度が求められる一方、付帯部塗料は動きやすい部位に使うため、柔軟性を備えていることが大切です。
カラーと仕上がり
付帯部専用塗料は、外壁塗料と比較して色や仕上がりが異なる場合が多いです。例えば、外壁と合わせたデザインにするために、色が豊富に選べる場合もありますが、付帯部塗料は一般的に少し艶を抑えたものが多いです。
まとめ
付帯部専用塗料と外壁用塗料は、それぞれ異なる目的や特性を持っています。
付帯部は外壁と比べて動きや変形が多く、雨風や紫外線などにさらされるため、特別に開発された塗料で保護することが重要です。
お住まいの外観と耐久性を保つために、適切な塗料選びを行い、定期的な塗装を施すことをお勧めします。
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