東京都八王子市めじろ台での付帯部塗装工事(勝手口ドア塗装工事)
この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
目次
東京都八王子市めじろ台での付帯部塗装工事(勝手口ドア塗装工事)のご紹介です!!
勝手口ドアの塗装について

勝手口ドアは、家の裏側に位置し、主に使い勝手の良さが重視される場所です。しかし、その重要性は見落とされがちで、適切なメンテナンスがされていないこともあります。勝手口ドアの塗装は、美観を保つだけでなく、耐久性を高め、長期的なコスト削減にもつながります。今回は、勝手口ドア塗装工事についてご紹介します。
勝手口ドアの素材の種類
勝手口ドアは、素材によって見た目や耐久性、塗装方法が異なります。主な素材としては、以下のものがあります。
木製ドア
木製ドアは、温かみがあり、家庭的な雰囲気を演出します。しかし、風雨にさらされやすく、定期的な塗装が必要です。
アルミ製ドア
軽量で錆びにくいアルミ製ドアは、耐久性に優れています。
スチール製ドア
鋼鉄製のドアは頑丈で防犯性に優れていますが、湿気や水分にさらされると錆びやすいため、塗装が重要です。
PVC(ポリ塩化ビニール)製ドア
PVCは耐候性に優れています。
塗装できる素材とできない素材
勝手口ドアは、素材によって見た目や耐久性、塗装方法が異なります。主な素材としては、以下のものがあります。
塗装できる素材
• 木製ドア

塗装しやすく、自由な色選びが可能です。塗装後は木の質感を活かした仕上がりになります。
• スチール製ドア

錆止め塗料を使用し、上塗りを施すことで長期的に耐久性を高めます。
塗装できない素材
• アルミ製ドア

アルミ製ドアは塗料が密着しづらいため、塗装が難しく、適切な塗装が困難な素材です。
• PVC(ポリ塩化ビニール)製ドア

一般的に塗装が難しく、専用の塗料や処理が必要です。塗装後の耐久性が劣る場合もあります。
勝手口ドア塗装におけるサビが発生する原因
通常、勝手口ドア(スチール製ドア)に塗装を施した状態では「塗膜が覆っている」ため、サビは発生しません。
ただ、経年劣化や地震などにより、塗装に「ひび割れ」などが生じ、鉄部が剥き出しの状態になると、サビは発生します。
その理由は、剥き出しの鉄部に雨が反応するためです。
サビというのは、雨や湿気による酸素を含んだ「水分と塩分」が、鉄に触れることで「酸化鉄」になった状態を指します。
また、繁殖力のあるサビを発生させてしまうと、横広がりと鉄の細部(下部)の腐食が同時に進行します。
そのため、まだ塗装されている鉄部の塗料が剥がれ落ちるだけでなく、放置状態によっては指で押すだけで躯体部分が曲がるケースも珍しくありません。
サビの対処方法
サビに対処すべくには、主に4つの方法を採用しています。それが、酸を用いた洗浄、サビ止め用の塗料を使用する、ケレン作業を施す、酸素と水を遮断する補助剤を使う、という4つです。
- 酸を用いた洗浄
リン酸を主成分とした「脱サビ剤」などを使うのが、酸の洗浄です。空気より鉄との相性がよいリン酸は、反応後にリン酸塩となって「皮膜」をつくり、赤サビの発生を防ぎやすくします。また、すでに発生している赤サビにも効果がある、といわれています。
- サビ止め用の塗料を使用する
サビ止め用の塗料とは、サビの進行を止めるものではなく、サビを出しにくくするために使用するものです。つまり、防カビ効果を持つ塗料であり、鉄部必須のアイテムといっても過言ではありません。
- ケレン作業を施す
こちらは、すでにサビがある状態で、サンドペーパーやサンダーなどを用いて、サビを研磨して除去する下地処理の一つです。ケレンには4種類ありますが、一般住宅では2~4類型で対応するのが一般的です。
- 酸素と水を遮断する補助剤を使う
ケレンで対応しきれない場合ほか、サビやすい部位で使うのが、こちらの補助剤です。2液型の特殊変性エポキシ樹脂系塗料が主流といわれ、サビを固めることで酸素や水を遮断する効果が期待できます。約4時間と乾燥硬化が早いのも特徴です。
勝手口ドアを塗装する必要性
勝手口ドアを塗装することで、外観の美しさを保つだけでなく、さまざまなメリットがあります。
美観の向上
勝手口ドアは家の外観に重要な影響を与えます。塗装を行うことで色褪せたドアが新しく見え、家全体の印象が向上します。自分の家のスタイルに合わせて色を選ぶことができ、デザインに統一感を持たせることができます。
耐久性の向上
塗装は、ドアの素材を外的要因から守ります。特に、木製や鉄製、スチール製のドアは塗装を施すことで風雨や紫外線から保護され、長持ちします。特に鉄製ドアの場合、錆の防止や劣化の抑制に効果的です。
メンテナンスコストの削減
定期的に塗装を行うことで、長期間にわたってドアの状態を保つことができます。傷や錆が進行してから修理をするよりも、塗装をこまめに行うことで、修理の必要がなくなり、結果的にメンテナンスコストを削減できます。
防錆・防腐効果
特にスチール製や鉄製のドアは、塗装を施すことで錆や腐食を防ぐことができます。これにより、ドアの強度を保ち、見た目も新しく保たれます。
鉄部塗装の手順と塗料
実際に鉄部塗装をする際は、前述した「サビの対処方法」を用いて、サビを落とす工程からスタートします
・劣化塗膜ケレンで除去する(ケレン2種)
サビによる腐食はもちろん、旧塗膜の劣化も同時に取り除くのがケレン2種です。発サビ面積が30%以上と広範囲の場合に対応するケレンで、主に鉄骨構造の建物が対象となります。ディスクサンダーやワイヤーホイールなど、強力な電動工具を使用するため、時間を要するのが特徴です。
・サビをケレンで除去する(ケレン3種)
ケレン2種に比べて発サビ面積が5~30%未満と狭く、大がかりなケレン作業を必要としないのがケレン3種です。主にサンドペーパーやワイヤーブラシなどの手工具を用いて除去し、部分的で軽度なサビをケレンします。
・塗料の密着性を高めるために研磨する(目粗し)
目粗しは、ケレンの程度が最も軽い状態の「ケレン4種」にあたる工程です。塗料の密着性を高めるのが主な目的で、鉄部の表面に細かな傷を付けることにより、塗料の接触面積を広げます。
・下塗り
下塗りではサビ止め用の塗料を施すのが一般的で、主に「エポキシ樹脂系」という塗料が使われます。また、噴射式のスプレーガンではなく、刷毛やローラーを用いて塗装します。
・中塗り&上塗り
中塗りでは下地を保護する塗料を使い、上塗りにも同じ塗料を用います。塗料の種類は色や価格などさまざまですが、鈴吉ペイントでは「シリコン塗料」または「フッ素系塗料」を使用します。
勝手口ドア塗装工事施工写真




塗装のタイミング
勝手口ドアの塗装は通常、3年〜5年に一度行うことが推奨されていますが、気候や環境によって異なるため、定期的にドアの状態のチェックすることが重要です。特に風雨が強い地域や紫外線が強い地域では、より頻繁に塗装を行うことが望ましいです。
鈴吉ペイントは外壁診断士の現場経験10年以上の実績と資格を持った診断士があなたのお家を診断します。
